世界で初めて経験する少子高齢化社会下での“森とも”の生き方は?
連日、熱帯低気圧の影響で局地的に大雨が降っている。その量も半端でなく、1時間に約100㎜以上降っている。17日には栃木県鹿沼市付近、18日には栃木県宇都宮市付近でその量を観測した。
今日も蝉は鳴かないで、どうしてなのかと調べてみると、蝉は羽と腹を擦って摩擦音を出すが、その音を腹(共鳴室)で大きくしているらしい。湿気が多いと擦っても音が出しづらいのだろう。
ところで台風7号が九州、四国、本州を避けて北海道襟裳岬付近に上陸したのは23年ぶり。気象予報士の森田さんによると、「今年の台風発生は統計史上2番目に遅く、発生したと思ったら中心気圧が900hPaまで下がり(1号の中心気圧がここまで下がるのは統計史上初)、コースも異例でした」、と言う。また、「8月に入ってからの5~7号のコースは、今年の夏を象徴したコースとなり、東の海上を進まざるを得なくなり、台風7号はダイレクトに北海道に上陸。これは1993年の11号以来、23年ぶり」という。
どうも地球の気温を調整している一方の海水の循環(深層循環)が変動しているのかもしれない。他方の森の調整機能も苦戦しているので、真剣・本気になって暮らし方を変えていかなくてはならない。明日の会議では、そんな視点から後期高齢を迎える“森とも”の生き方を話し合いたい。(理事 髙橋佳夫)
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