夏の暑さを吹き飛ばして、森と元気に生きる夏の感謝デー!
昨日(24日)は「夏の感謝デー」。初めて参加してくれた2人を含めて23名が集いました。これで無関東地方は「梅雨明け」か思わせる暑い日でした。
森作業は、コナラのポット苗の草取りでした。10時半から13時までに約3千本のポットに生えていた草をとりました。
途中、珍客に「キャー!」という声が上がりましたが、客は間もなく蛾になる毛虫でした。
作業の間、東京事務所・済賀さんと筆者は昼食交流会の料理をつくりました。メニューは3品、ナスやキュウリが入ったみそ味の冷やと素麺、”みちくさ”畑で採れたじゃがバターの塩辛添え、そしてデザートの「とうきび団子」でした。ちなみに、野菜や味噌は地産地消です。
気温も高い日でしたので、熱くなった身体を冷やしてくれた冷汁に、「美味しい!」という声、学生からは、「レシピを教えてください!」、と訊ねられるほどのでした。じゃがいもには、バターと塩辛を用意しましたが、塩辛を添えたのは暑い日の作業後の塩分不足を補うためでした。
デザートの「とうきび団子」。この「とうきび」というものは昔の方の呼び方で、正式には「こうりゃん」というものだそうです。山奥に住む農家の方は狭い田んぼで米をつくりますが、毎年豊作ではなく、不作時の非常食として生産されていたようです。これも評判が良く、少し疲れた身体には良かったようです。
初めて森作業に参加してくれた東京に住む女性からは、「苗木にはじめて触れ、都会の生活では体験できないので良かった」等と、感想が述べられました。
また、栃木に住む男性は、「定年を迎え、何かやることはないかと探していたら、橋倉さんに出会い、参加につながった。とても良い体験でした」、と言ってくれました。是非、森びと会員になりたいとも言ってくれました。
桐生から参加の群大学生からは、その明るさと自然と向き合って生きていく前向きな姿勢に、年配者は”やる気”を頂いている様でした。昨日の感謝デーは、20代から70代まで幅広い”森とも!の楽しく元気なひと時でした。「うんしゅう亭」(雲集亭)に、ピッタリと合う一日となりました。(報告・事務局 福澤)
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