足尾・松木沢の生態観察がスタートしました
梅雨の晴れ間は真夏日でした。「生態観察チーム」の第1回会議が開かれた今日、その準備をしていると、爽やかな谷風を受けながらロッククライマー7名~8名が松木渓谷を目指していました。10時頃になると、会議に出席するメンバーがみちくさに集合。
窓にはアブが会議の様子を見に来ていました。
初会合なのでまずは自己紹介をして、生態観察の内容を話し合いました。結論は、生存している生き物を全把握できるように観察をしていくことにしました。
栃木県で植生や昆虫、爬虫類に詳しい方々のアドバイスをいただきながら、四季の観察をしていくことにしました。観察をしていく途中、特殊な生きものが現れた時点で、その生きものの生態を詳しく観察していくことにしました。今後は、7月の中倉山生態調査、9月の松木渓谷の生態調査を予定に入れました。観察を通じて生物社会と人間社会のつながりを学びたいと思っています。
昼食後、生態調査を行うフィールドの一部を散策しました。会議には、爬虫類や昆虫に詳しい宇都宮市に住む滝沢武琉くん出席してくれました。散策では、彼からのコメントが観察する意欲をかき立ててくれました。楽しい観察によって松木沢の生態をつかみとっていきたいと思います。全国の森ともの皆さん、よろしくお願いします。(報告 高橋佳夫)
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