森づくりは心を耕し、命を育む財産をもつくる
南相馬市「応援隊」東城さんからの報告です。
「5月だというのに真夏日が続くカラカラ天気が続く日々。苗木の水が心配になり南相馬市の雫浄化センター近くの育苗場へ、昨日、行ってきました。JR東労組の組合員・家族が育て、各地から届けられた大切な苗木はこの暑さに負けないように、たっぷりの水を上げました。
水をあげていると、JREU東京から嫁いだシャリンバイが愛らしい花を咲かせていました。この花を見てうれしくなり、水を沢山あげながら私も元気をもらいました。
帰り際、3月27日に植えた森の防潮堤を観察、着実に苗木が生長していることが分かりました。2年前に植えた苗木も雑草に負けず一段と大きく生長していました。今月に行う除草作業では、南相馬市民との出会いが楽しみです。」(応援隊 東城敏男)
足尾の植樹祭(5/21)に参加した女性から感想が届きました。
「植樹に参加してみて、一度壊れた環境を元通りにすることは簡単なことではないと実感しました。数多くの木の苗を一本一本植えていくことはとても大変でした。また、足尾銅山跡地の荒れている状態を見て、自分の生まれる何年も前に起こった公害の被害が今でも影響しているのだと分かりました。今回植えた木が大きくなるには何十年もの時間がかかります。足尾の山が自然豊かな場所に戻るまでには多くの時間と努力が必要ですが、未来のためにも今できることをしていくべきだと思いました。また、今ある自然を壊さない社会を創り、次の世代に受け継いでいくことも大切だと思いました。」(群大生Tさん)
人間と自然の営みは未来を生きる大切な財産を築いている素晴らしい活動です。報告と感想文ありがとうございました。(理事 髙橋佳夫)
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