USA・ミシガン大学生が足尾の荒廃地で体験植樹
今日はミシガン大の学生が体験植樹をしたいというので、朝8時からその準備でした。仁平スタッフは茨城県から、筆者は東京から足尾に向かったので、朝4時頃にそれぞれの家を出ました。
天気はどんよりとした曇り空でしたが、教授と学生17名が10時過ぎに「民集の杜」に来てくれました。学生たちは田中正造を研究している若者、また、環境問題を研究している若者達でした。
私たちは、何故、この荒廃地で森づくりをしているのかを学生たちに伝え、20本の植樹をしていただきました。全員初めての植樹でしたが、小黒さん、岡部さん、仁平さんアドバイスを受けて、いっぽん一本丁寧に植えてくれました。
彼らは、“山を荒らさず、川を荒らさずそして人を殺さず”の精神を、荒廃地に木を植えることで実感しているようでした。
このような機会をつくってくれました「足尾丸ごと井戸端会議」会長の山田功さん、ありがとうございました。学生たちとは、今後3年間は植えた木々の生長の様子をメールで送ることを約束して別れました。
午後は、21日植樹祭の植樹会場に黒土を運び入れました。重機の燃料切れと軽トラダンプのパンクで、15時半頃には作業を切り上げました。今日のボランティアは、小黒、岡部、仁平でした。(報告 高橋佳夫)
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