南相馬市「鎮魂復興植樹祭」用苗木の冬支度の試み
昨日の足尾松木沢は気温13度。ひととき青空がのぞき臼沢の紅葉が映えましたが、後は、曇り空で涼しい天気でした。この陽気は今日の森作業には打ってつけでした。作業がビニールハウス内でしたからです。
まずは苗木達にたっぷりと水をやり、鎌田スタッフと共にハウス内の掘り起こしを始めました。これは、ブログで明らかにしたようにタブノキやスダジイの根が足尾の厳しい冬に凍結しないようにするための作業です。掘った後に籾殻を入れ、凍結を防ぎます。今日の作業で2棟目が出来上がり、トレイを運び入れる準備が出来ました。1棟に約2,000本の苗木を収めることができます。
ところで、ハウスの掘り起こしでは大石が出てきてスタッフたちを悩ましていました。それが写真のように消えてなくなりました。100キロを優に超える大石をどの様に移動させたのか?その方法が分かった人は松村(宗)まで。
その大石は今、作業小屋の脇に鎮座しています。古くなった出入り口の渡り板代わりに活用できないかと思っています。そして、掘り起こした土は手洗い所前の低いところ(雨が降ると水たまりができる)を埋めるために活用しました。
常緑広葉樹は今月中に、全てハウスの中に収めるように進めています。「籾殻方式」が成功することを願いながら。(スタッフ・松村宗雄)
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