久し振りの陽の光に感謝し、未来のいのちを育てる苗分け作業
何週間ぶりのお天道様?猛暑が続き、一気に、秋の気配がしたと思ったら今日はいきなり猛暑で蒸し暑い日の足尾でした。それでも陽の光は嬉しいものです。新たな住処を与えられたポット苗たちは、精いっぱい葉を広げ太陽の光線を受け止めていました。
そんな中、今日はスダジイとミズナラの苗分けをしました。スダジイは、極寒の足尾で生き抜くためには、もみ殻をポット下部に敷くという新たな試みをしています。ひ弱な根を出来るだけ凍結から防ぐための工夫です。「春まで生き延びてくれ!」という思いを込めて298ポット、ミズナラは145ポットの苗分けをしました。
汗だくの苗分け作業でしたが、苗床周辺は秋の装いです。クリのイガが薄茶色に色付き、沢山のススキが穂先を広げていました。松村スタッフは、「家で飾る!」と言ってススキを刈り取っていました。季節を感じる事の喜びをいつまでも忘れない先輩スタッフです。
帰りがけに中倉山の隣の山肌の木々が、少し黄色く色づいて来たように見えました。秋が大急ぎで松木沢にやってくるのも、もう少しです。(スタッフ・橋倉、松村)
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