全体に衰弱している?様子のコナラ
会津金山町の朝、天気は晴れ時々曇り。斎藤インストラクターと増子インストラクターが合流。9時から調査を開始しました。標準木のカシナガの穿孔跡チェック、幹の径測定、その他木々の変化を調査しました。
岡安調査員は調査しづらい枝などを伐る作業、仁平、斎藤、増子の3人はAブロックからFブロックの調査を始めました。筆者は森全体の目視を行いました。
最後には、全員でE~Fブロックを目視しました。特に、Eブロックは5年前に丁寧に炭を蒔いた場所なので、時間をかけて目視しました。
全体の特徴は、Dブロック(炭を蒔かない)の標準木が枯れてしまったこと、
Aブロックの標準木にサルノコシカケ?が付いていたこと、
Eブロック全体が5年前よりも衰弱している、笹竹が森全体を覆っていた等でした。
来月は5年前の調査結果を基に、衰弱率と幹の径などの比較、そして菌や土壌分解動物、土壌に含まれる汚染物質の採取と分析を行います。結果は、来年早々までにまとめ、来年3月予定の通常総会に報告する予定です。上の写真はクマがツチハチの巣を食べた跡。(理事 髙橋佳夫)
コメント