1,000年以上続く相馬野馬追の迫力に圧倒されました
今日は、福島県南相馬市で開催されている「相馬野馬追」の2日目の本祭りに稲葉理事、森びと福島県ファンクラブの東城夫妻と一緒に参加をしました。
パンフレットには「千有余年の昔、相馬氏の祖といわれている平将門が下総国(千葉県北西部)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられ、・・・」と野馬追のことが紹介されていました。
9時30分に野馬追通りでは、「お行列」が始まりました。甲冑に身を固めた450騎の騎馬武者が3キロ先の雲雀ヶ原(ひばりがはら)祭場地に向かって堂々と歩く姿は勇ましく、まず雰囲気に圧倒されました。なお、騎馬武者の最年少は2歳の女の子、最年長は87歳の方まで幅広い年代で構成されていたそうです。
午後は、場所を雲雀ヶ原祭場地に移しました。まず、「甲冑競馬」が行われました。陣螺(じんがい)・陣太鼓が鳴り響くと、兜を脱ぎ、白鉢巻きをしめた若武者たちが馬にまたがり、先祖伝来の旗指し物をなびかせながら、約1kmあるトラック一周を走り抜けます。その後、小高い山の頂上にある観覧席まで羊腸の坂を駆け上がってきた馬や騎馬武者の姿には、お行列の際に見た姿とは違い、戦いを終えた迫力のある息遣いを感じました。
最後は「神旗争奪戦」でした。陣螺を合図に空に放たれた2本の御神旗を目がけて、280騎の騎馬が突進をしていく姿は合戦を思わせ、観覧席で見ていた私たちは一様に身を乗り出して、声を応援していました。
30℃を超える中で、私たちも暑かったのですが、甲冑に身を固めた騎馬武者の方は本当に大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。
帰り際に野馬追の執行委員長を務める桜井勝延市長に挨拶をし、南相馬市から帰りの車では4人は南相馬市の復興の応援をさらに引っ張っていこうと決意を新たにしました。
(事務局・小林敬)
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