原発に頼らない森と生きる暮らしで地球温暖化を防ごう!
台風9号~11号の進路が心配です。昨日は第2回理事会を東京都内で開催しました。会議は全理事の出席と事務局員の出席で進められ、年内の事業に関する基本指針を審議しました。
時間を割いて審議した議題は、当委員会の目的である地球温暖化をこれ以上進行させないために暮らしを見直す意識を高めていくことでした。審議の結果、“原発に頼らない森と生きるライフスタイル”を具体的に描いていくための学習・意見交換の場を、年末にパリで予定されているCOP21前(11月)につくることにしました。
会議で岸井理事長は、IPCC報告やフランシスコ・ローマ法王の「回勅」を重く受け止めて、世界の人々がひとつとなってこの地球温暖化問題と向き合うために、市民レベルの意識を高め、暮らしの中から温室効果ガスを削減できるスタイルをつくりだしたい、と提起しました。
それを受けて全理事と事務局が実行委員となって11月へ向けてその企画・準備をすることになりました。
ちなみに、フランシスコ・ローマ法王は先月18日、地球温暖化について「今世紀にとてつもない気候変動と生態系の未曾有の破壊が起き、深刻な結果を招きかねない」と警告しました。「回勅」とは、カトリック教会の教義の指針となる原則を集めた文書。世界のカトリック者にあてた権威ある指針となっている。(理事 髙橋佳夫)
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