地吹雪の厳しさを身体で感じつつ、人の心に温められた足尾の森作業
足尾に向かう途中、日足トンネルで対向車を待っていると寒い中でカワラヒワがヤシャブシの実を食べていました。
10時過ぎに足尾に到着。足尾松木村跡地の午前中は地吹雪でした。様子は写真の通りで、立っていられないほどの暴風が吹き荒れました。
気温は-3度でしたが、暴風でしたので身体を動かしていないと凍ってしまうほどでした。
そんな中で今年の植林会場である「民集の杜」の植林できるように準備をしました。
凍ってしまうほどの身体で作業小屋に戻って、昼食の用意をしていると鎌田さんの奥さんが調理してくれたけんちん汁がお椀に用意されました。大きめのお椀にもったけんちん汁で冷えた身体を温めることができました。奥さん、とても美味しいけんちん汁をご馳走していただきありがとうございました。
午後になると写真のように青空が見えてきました。とても清々しい青空の下で輝く真っ白な雪に心が和みました。
自然の美しさに感謝しながら気分も最高の中で午後の作業をしました。
3時過ぎに作業は終了、吹雪の中と厳冬の青空の中での作業に達成感を感じながら写真を一枚。今日はスタッフ見習いの唐澤さんが作業を手伝ってくれました。
「民集の杜」入口で厳冬を生きる雄鹿にあいさつをして「どくだみ荘」に向かいました。
鹿の顔は松木の主の威厳を感じました。(理事 高橋佳夫)
コメント