自然のパワーに感謝!その森を元気にさせたい
先月24日に実施された第33回足尾・ふるさとの森づくりへ参加してくれた西山さんから感想が届きましたので紹介します。彼は遥々滋賀県から来てくれました。
「日本で最初の公害問題と言われた足尾銅山。その植樹活動に参加させて頂きました。わたしは、不慮の事故で両足が不自由となり、普段は二本の杖と車いすを併用する身体障害者です。わたしのリハビリは、もっぱら木や草花に囲まれた自然の中をゆっくり自分のペースで歩行訓練することが日課でした。
不思議なことに、ひとりで山の中にいると木や草花からどんどんとエネルギーを与えてくれていることが感じ取れ、日毎に体調も整えられ、できることも多くなって行きました。
そんなある日、一日で森が消滅し宅地に変えられていったことに衝撃を受けてしまい、自分のできる範囲でいいから豊かな森を復活させるお手伝いがしたい、と思うようになりました。そういうわけで、仕事の合間にできる範囲で環境保護イベントなどに参加させて頂くようになった次第です。
足尾銅山の植樹イベントに参加させて頂いたのは初めてでした。険しい山肌を登らなければならない、と伺っておりましたので皆さんに迷惑をかけることがないように、かなり覚悟を決めて足尾銅山に来たつもりでしたが、当日は幸運なことに山の麓での植樹(しかも、一番下のDゾーン)となりました。見知らぬ人とチームを組んで、手分けしながら自分のできる範囲で作業を進めて行きました。その辺には、旧松木村があったらしいのですがにわかには信じ難い場所で、隣は山肌が崩落して立ち入り禁止でした。
見渡す限り、周りの山々の木々は貧弱でしたが、それでも森びとプロジェクトの皆さん他、有志ある皆さんの弛まない努力の結果、少しずつですが復活の狼煙が上がっているように見受けられ、とても嬉しく思いました。大変、しんどかったですが有意義な時を過ごせたと思います。また当日、身体の不自由なわたしを気遣って下さった皆さまには、心からお礼を申し上げたいと思います。皆さん、本当にありがとうございました。(西山克哉)
こんにちは 皆さんお疲れ様です!(^^)!
24日の植樹祭に遙か滋賀県より来られました西山さんのお便り拝見しました 立派ですね 感動して寒気がしました(;_;)
私はA班でした 24日からは樹のために雨が降ること願っていました 関東も梅雨入りですね 良かったです 梅雨の間に根が付いてくれる事願っています 写真ありがとうございました
投稿: 鈴木イツ子 | 2014年6月 5日 (木) 14:53