東松木の杜構想が膨らむ森作業
中倉山上空の月が私たちに何か語り掛けている朝でした。
反対側の山並みではシラカンバたち朝陽に輝き、彩を鮮やかにしていました。
越冬森作業の4日目。鎌田スタッフと仁平スタッフは重い柵を担ぎ、長さ300㍍程の設置場所近くに運びました。
現場では、「ここは素晴らしい杜になるかも」(仁平スタッフ)、「東松木の杜に行ってみたい、と言われる杜にしたい」(鎌田スタッフ)と、作業が順調に進むにつれて杜づくりの話が弾みます。
岡部事務局は学生時代に修得したバックホーン操縦を甦らせ、石の多い植樹会場を開墾してくれました。開墾作業は順調にすすんでいますが、明日からは大きな石がゴロゴロしている場所の開墾なので技が重要です。明日は、手慣れた柳澤スタッフがその技を発揮してくれると思います。
東松木の杜の急斜面では鹿たちが私たちを睨み付けている感じがしました。“木々が大きくなるのを待ってくれ!”と小声で言ってやりました。
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