祀ることは新たな自分を確立すること?!
旧松木村の村民の祖先が天に帰って行きました。私たちの森づくり会場は今から112年前までは、松木村の村民が暮らしていました。その地は現在、古河機械金属㈱が所有していますが、この故郷で暮らせなくなった祖先はお盆にこの村に帰ってきます。
日光市や足尾町住民の一部は7月に先祖を迎えるようですが、私たちは旧のお盆にお迎えしています。立秋の7日、旧松木村の村民の墓や祠周辺の草を刈り、花を添えました。
足尾ダムから旧松木村までの間には、村民の祖先の墓が三か所に集められています。祠は旧松木村の中心地にひとつ保存してあります。
私たちは森づくりを始めてから毎年、古河機械金損㈱が所有する以前からこの地に暮らしていた村民の祖先を迎えるために草刈りをしています。
とくに中心地に保存されている祠は、二度と人間が同じ行為をしない約束を結ぶ村人代表として祀っています。私たちはこの気持ちを絶対に忘れてはいけないとおもっています。
わたしたちはそんなおもいで草刈りを行い、花を添えて、清々しくお盆休みを迎えました。昼過ぎは、松木の杜内の草刈りを全てやり抜き、スタッフは家路につきました。鎌田さん、橋倉さん、仁平さんお疲れ様でした。
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