自然の掟の中で鹿とクマが生き伸びるために人が知恵を出す?
ツキノワグマの鹿襲撃が21日発生したので現地付近を見回りしました。アドバイス通り、クマは再び残った鹿の肉塊を漁ったようです。当日のスタッフが緊急補強したネットのポール5本が折り曲げられていました。
このポールは鹿の体当たりでは折れない補強をしておいたので、クマの仕業に間違いありません。ネット補強は一人では無理なので明日の作業にしました。明日は、鹿が人間の行為によって犠牲にならない環境を作る知恵を出し合います。
今日の午後の足尾・松木沢は雨、気温21度でした。足尾グランドキャニオンがガスで霞んでいました。
足元には、人間が埋めた残飯の一部が何ものかに掘り起こされていました。このような行為が積み重なると生きものたちの生態を変えてしまうのでしょう。担当者に“喝!”です。
コメント