被災した皆さんの暮らしを支えてほしいコナラたち
明日の夜は福島県南相馬市で「野馬追いの里 希望の森づくりシンポジウム」が開かれます。沿岸で働く人、沿岸で暮らす人そして沿岸で学ぶ子供たちなどのいのちを守るために、森の防潮堤が逃げる時間を稼いでくれる、また、潮風に運ばれる塩や風から農作物を守ってくれる森の防潮堤づくりを市民が主役となって進めようと、そのための問題提起と討論が行われます。ディスカッションにはパネラー・涌井雅之氏、南相馬市桜井市長そして当委員会岸井理事長が登壇します。ご期待ください。
森の防潮堤の主役は幼木たちです。私たちは昨年秋にコナラ1万本を南相馬市へ運びました。次は、4月下旬に1万本のコナラを運びます。今日はスタッフの松村さんがその準備をしてくれました。松村さんによると、報道では春一番が吹き荒れたが、足尾・松木沢の気温は一回も”0度”を上回らず真冬でした、ということです。寒風に耐えている元気なコナラは、当委員会のスタッフたちに見守られて、来月、南相馬市へ旅立ちます。松村スタッフ、寒い中の作業ありがとうございました。(写真は松村さん:中倉山と森びと広場)
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