森は未来のいのちの源を育んでいます
森の中では木々たちが次世代のいのちを大きく育てています。 この木の実はあと1ヶ月も過ぎると様々な生きものたちの餌になったり、餌食から逃れた実は、あるいは餌になっても消化できずに糞に混じって命拾いした実は自力で地表に根を張ることでしょう。(写真:上から、ミズナラ、オオカメノキ、シラカンバ、コシアブラ)
ところで木々の実を餌にして越冬準備をしている動物達もいのちを守るために必死で餌をあさっています。一昨日、足尾・臼沢の森にイノシシが侵入し、土壌を掘り返していたという話がありましたので、昨日、松井理事が調査しました。 状況は写真のようですが、同行した田岡スタッフの話を聞いて総合するとイノシシでなくツキノワグマだと思います。イノシシではどんなに力があっても階段の縦杭を倒すことは不可能です。ツキノワグマはこれからアキグミを食べ、ミズナラのドングリ等を食べて越冬準備をします。アキグミは未だ熟していませんので、多分、クマは蟻の巣を発見して蟻を食べたのでしょう。 頑張れ!ツキノワグマたちよ。
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