原発に頼らない暮らしは実現できる?
足尾ダムから日光方面の山並みの頂にはまだ残雪が見えます。今日は朝陽が残雪と青空を照らしてとてもすっきりしていました。いつものヤナギではサルが遅い朝食を食べていました。反対側のヤナギでも小ザルと母ザルがヤナギの新芽を摘んで食べていました。ダムから後ろを振り返ると製錬所跡が朝陽に霞んでいました。
今日は鎌田スタッフと2人での作業でした。鎌田さんは樹皮剥きを淡々と行い、後3本を残すまでに剥いてくれました。筆者は馬力のある重機による新松木の開墾を一日やりました。
夕方、「どくだみ荘」で夕食の準備をしているとラジオニュースで流れていたことは、来月には原発全てが停止されるが電力には影響ないということでした。仮に電力が不足しても暮らしや企業の電力消費を工夫すれば原発に頼らなくても生活できるようです。生物社会の掟のひとつに我慢があります。人間もいのちを守るためには“ほどほど”の暮らしが必要な気がします。日本の市場経済も“ほどほど経済”に着手しないとアジア各国から相手にされないかもしれない。
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