山形県ファンクラブ、ナラ枯れ調査はじめる
当委員会がフォーラムの準備で大忙しの8月18日、ナラ枯れの猛威で悩んでいる山形県内で「森びと山形県ファンクラブ」は、山形市からナラ枯れの現状を観察してきました。場所は山形市蔵王温泉近辺の山林で、14名の皆さんでナラ枯れの実態を観察してきました。
当日は雨模様でしたが、講師の山形公益の森づくり支援センターの白壁さん、山形市役所森林整備課の3名から現状の様子、そして対策などの説明を受けました。それによると、残念ながら山形県は全域でナラ枯れが広がっているとのことでした。そして対策は薬品注入ということでしたが、経費の問題もナラ枯れに追いつかないとも言われました。
終了後、参加者で意見交換をしたところ、山形市から参加した栃窪さんは、「私たちの住む山形市の近辺でこれほどナラ枯れ進行しているとは思わなかった。早くしっかりとした対策を取らなければ大変な状況に陥ってしまう」、と感想を述べていました。
こうしたことからも、今後は森びと山形県ファンクラブの活動が注目されるし、その内容が問われていると思いました、当クラブでは、森びとプロジェクト委員会が計画している「炭による樹勢回復実証調査」に協力し、学んだ事を山形県内に活かしていきたいと考えています。
支援センター、山形市の皆さん、ナラ枯れ現地を案内して頂き有り難うございました。 (山形県ファンクラブ代表・福澤発)
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