七五三の写真を見つけた被災者の笑顔に元気をもらう
朝のテレビニュースでは津波で失ったアルバムを探し当てて喜んでいる大槌町民の様子が報道されていました。その中には私たちが大槌町(4/23)で行った救援ボランティア活動でのアルバムもあったので、被災者の喜ぶ様子を見て“少しだけど写真とアルバムの汚れを拭いてよかった!”と思いました。
昼過ぎ、そのボランティアに同行したみちのく事務所の仲崎さんの投稿が「岩手日報」に掲載された記事がFAXで送られてきました。記事には「大槌町では相撲場に案内され、写真やアルバムの泥落としなどを手伝った。写真一枚一枚には持ち主の想いでが残っていると、持ち主の立場に立って丁寧に扱った。少し役に立てたのかなと思い、帰路についた」(一部)、と書いてありました。
ニュースでは、「写真やアルバムは自衛隊員、警察隊員が収拾してきた」と報道されましたが、そのアルバム等の泥落としや汚れ落とし、そして貼り付いた写真を水で一枚一枚剥がし乾燥させて整理する、というボランティア活動は報道されていませんでした。現場を知らない記者の原稿なのか、時間の都合でカットされたのかは分かりませんが、片手落ちで残念な報道でした。
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