自然とうまく付きあえるように
今日は朝から青空が見えた春日和の中で作業しました。松木の杜では水仙が顔を出してくれました。「森びと広場」は雨が降ると雨水が地中に染み込むのが遅く、広場は泥沼のようになってしまいます。その上、雨水が広場に溜まり勢いをつけて低い松木沢側に流れ込み、土砂も流されて高台にある広場の東側の地盤が削られています。
今日の作業は広場の地盤が削られないようにU字溝を埋め、雨水を一定の方向に流すようにしました。一定の方向に水を流すと言ってもU字溝を設置していくには一定の斜面を維持しなければならないので、溝を掘ってそこに採石を敷いて固めなければなりません。その上にコンクリート製のU字溝を置いていきました。1個60㎏以上の重さのU字溝を動かす作業なので、怪我と事故のないよう進めてきました。
一日の作業を終えて帰る頃には、鹿たちがのんびりと餌を食べていました。暖かい夕日の日差しを浴びている様子を見ていると自然と共に生きていく様子を見ているようでした。松木村が存在していた頃の村の様子もこんな感じであったのでしょう。自然に乾杯です。
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