若者たちの未来に向けた森づくりを政府与党に提言!
110年前の13日は川俣事件が発生した日です。この日は、足尾鉱毒の被害民数千人が四回目の「押し出し」を敢行しました。被害民は弾圧を企んだ警察の警戒線を突破して利根川畔の川俣まで辿りつきましたが、そこで警官と憲兵約200名によって四散されられてしまいました。100名余が逮捕され、治安警察法違反で裁判にかけられました。翌年の12月、田中正造は鉱毒被害民の救済のために明治天皇に直訴しました。
本日、岸井成格理事長などは「日本の森を救う緊急提言」と炭(青森県新郷村産)を持って民主党、首相官邸、農水省を訪問し、緊急提言を提出してきました。民主党では、企業団体対策委員長・山根隆治参議院議員、陳情要請対応本部副本部長・大河原雅子参議院議員、首相官邸では、内閣官房副長官・福山哲郎参議院議員、農水省では、農林水産副大臣・篠原孝衆議院議員が緊急提言を受け取ってくれました。今回の緊急提言の提出には「日本の森を元気にする議連」会長・今野東参議院議員、同事務局長・松浦大悟参議院議員が同行してくれました。
民主党、首相官邸、農水省の場で私たちは、日本の森を救うためのナラ枯れの原因解明とその解決策等を求めてきました。説明を受けた党、官邸、農水省ともナラ枯れ対策の必要性と炭の効用には理解を示してくれました。今後は、議連の皆さんとの連携を密にして緊急提言の具体的解決を図っていくことにしました。(写真:上・民主党、中2枚・首相官邸、下・農水省)
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