生物の息づかいが聴こえる久しぶりの松木沢
今日の足尾の気温は1度、晴れ時々曇りで無風の一日でした。当会の事務局とスタッフは6日から現地入りし、食害調査などを行っています。臼沢の森は森びと広場から双眼鏡で食害をチェック、松木の杜は歩いて杜を一周してチェックします。チェックしてみると、松木の杜に昨年植えたユキツバキとヤブツバキの葉は全て食べられていました。発見は11日でしたが雪が降る前に食べられたので食べた動物は分かりませんが、ウサギか猿のどちらかです。幸い幹や枝は食べられていませんので春には若葉を見せてくれると思います。また、若木のケヤキの皮が食べられていましたが二本程度でしたので、これは仕方ないことです。
天気が良いこともあってかエナガの群れがヤシャブシに集まり、冬芽を口ばしで挟んでいるようでした。午後からは、古河機械金属㈱足尾事業所の総務課の皆さんと第2の松木の杜づくり用地を測量しました。これは今年から始まる約7千㎡の草地を杜に作りかえるためです。15時からは「遊働楽舎」(仮称)の土留め用杭を打ち付ける作業をしました。(済賀事務局次長発)
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