日本の森を元気にする議連が活動開始!
「北東北への桜前線は一気に到来しあっという間に過ぎ去り、新緑がまばゆい季節となっているようです。八幡平市の苗床ではようやくトチの木が芽を出し初め芽ました。今年の春はシベリア方面から寒気が日本を襲い、春の訪れが10日ほど遅れましたが八幡平のトチノキは元気に芽を出しはじめました。」(みちのく事務所・仲崎発、オオヤマザクラは13日に撮影)
誰もが「おかしい!」と感じている季節の移り変わりですが、世界各国はこの地球の気候変化に国際連帯で立ち向かう状況になっていないようです。こんな中で20日、「日本の森を元気にする議員連盟」が設立されました。設立趣意書は、「日本の森林が国土に占める割合は66.8%と、森林の国として知られるフィンランド(65.8%)やブラジル(65.2%)をも上回っています。地球温暖化対策が全地球的な課題となっている中、CO2を固定化する森林の役割は大きくなる一方です。しかし、日本の森林はいま衰退の危機に直面し、全国27府県で樹木の立ち枯れが報告され、土壌の酸性化が進んでいます。これまで政府が行ってきた農薬散布という対策の限界も指摘されています。日本の森を元気にする議員連盟は、森林の現状についての認識を深めるとともに、森林を救い元気にするための施策について研究・提案を行うものです。」となっています。
この議連に入会された国会議員の皆さんは46名(衆議院30名、参議院16名・21日現在)でした。役員体制は、顧問:山岡賢次、西岡武夫、前田武志、会長:今野 東、副会長:鉢呂吉雄、黄川田徹、田名部匡代、山根隆治、幹事長:黒岩宇洋、事務局長:松浦大悟、事務局次長:相原久美子
(敬称略)幹事:全会員となりました。議員連盟は環境NPO・NGO等との協力のもとに、その課題を共有化し、対策を検討し、課題の解決を目的とする、としています。設立直後には第1回学習会が開かれました。
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