眩しい新緑が歓迎する森づくり?!
今日は全国的に天気が良く行楽日和でした。乾燥注意が報道されるほど乾燥すると苗床に置かれているポット内は水分が蒸発してしまいます。今日は森戸事務局スタッフが苗床の撒水をしてくれました。苗床のミズナラ、コナラ、クヌギ、トチノキの何本かは今月、息苦しいポットから大地に解放され植えられます。
みちのく事務所ではミズナラが秋田県内の植樹際に嫁ぎ、東京事務所では地元足尾に嫁ぎます。間もなく若葉が開きますが、今日の撒水は嫁ぐ苗木たちを伸び伸びさていることでしょう。
足尾・松木沢周辺では治山事業や緑化事業で植えられたヤシャブシ、ヤマハンノキ、リョウブ、ヤマナラシ、ウダイカンバ、カラマツなどが間もなく葉をだします。明日は夏日と報道されましたので15日の森づくりの頃には若葉が皆さんを迎えてくれるようです。
5周年を迎えて私たちがつくった小さないのちの森はどんな森なのかを調べています。先月24日には、青木淳一先生(横国大名誉教授)と共に臼沢の森と松木の杜の土壌を採取しました。木は根、根は土が命ですが、その土が栄養豊かな土壌になっているのかを調査しています。臼沢の森ではミミズなどの土壌分解動物たちを多く見かけます。そのミミズを補食するモグラ、トカゲもよく見かけますし、さらにモグラやネズミ、トカゲを補食するモズや猛禽類も多く見かけます。15日には、5年間の森づくりは生態系豊かな森に育っているのかを皆さんと共に確かめ合って自然の恵みに乾杯したいと思います。
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