モンゴリナラよ、元気になっておくれ
足尾ではやっとヤシャブシが若葉の蕾を開こうとしているのに桐生のモンゴリナラは眩しいほどの若葉色を見せてくれました。今日は2月21日に炭を撒いたモンゴリナラの観察会に参加しました。群馬県内から集まった30名程の皆さんと若葉を付けたモンゴリナラの健康状態を観ました。
モンゴリナラをよーく観ると炭を撒いた樹木の枝の葉(右)とそうでない樹木の枝の葉(中)の大きさが写真の様に違っていました。また、梢枯れが多い樹木の枝の若葉は写真(左)のようにひとまわり以上も小さくなっていました(全て地上から高さ180㌢程の枝)。この写真で炭の効き目があったという印象を皆さんに与えようとしていません。この3本のモンゴリナラの葉の生長度合いを確かめるための素材としました。この3枚の葉は葉の生長が終わる頃の葉の変化があるのか確かめたいと思い写真にしました。
2月の炭撒きでは梢枯れは分かりませんでしたが、観察では梢枯れがはっきりと確かめられました。また、炭を撒いた以後の土壌の酸性濃度は測定の結果、pH6に近付いているとの報告がありました。
参加された皆さんからはモンゴリナラが元気になってほしいとの期待の声がでていました。今日は土壌も採取しましたので明日はpH測定を行う予定です。
観察会後、林照寺住職の奥さんからはお茶や茶菓子、フルーツをご馳走になりました。ありがとうございました。
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