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2010年3月18日 (木)

創造もつかない木の力に感謝

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 「どくだみ荘」の窓から見る外は雪が電気の光に当たって光っています。今夜はストーブが離せない夜です。今日の日中は太陽の陽が気持ちよい日でした。15日から始まった索道の荷揚げ作業で土のうを438袋(18日現在)上げることができました。回を重ねることによって索道操縦者と荷揚げ担当者との呼吸が合い、荷揚げ作業が順調です。

P3170185 しかし、作業を開始してみると索道による荷揚げ時間、荷揚げ量と土のうを置く場所が当初計画とズレてしまい計画通りに荷揚げは完了しません。よって索道荷揚げ作業を延長することにしました。

3年間も傾斜のきつい狭い場所に保管しておくには安全が第一なので荷揚げ作業を延長することは仕方ありません。JREUのボランティアの皆さん毎日ありがとうございます。

 P3180195 以前にも紹介しましたが索道を支えているのはヤシャブシという木です。ヤシャブシは重量160㎏の土のうを毎日何時間も支え、上下200㍍を往復しているワイヤーロープを支えています。土のう置き場の上にはそのヤシャブシが根を岩に巻き付けています。この根がなければこの岩は転がり落ちていると思います。私たちが5年前から植えてきたこの臼沢の森の木々はこのヤシャブシのような働きをするはずです。

P3170188

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コメント

 ヤシャブシ、本来全く足尾には存在しない外来種である木が今回からの植樹を縁の下で支えてくれていると言う事を知り、改めて今まで足尾の緑化を進めて来てくれた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
 人間が壊した自然はなかなか元には戻せませんが、一つ一つの積み重ねがとても大事だと言う事を教わった気がします。このブログを読んでこれからも出来る事を一歩一歩積み重ねて行きたいと感じました!

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