いのちの森づくりは辛いが自分のために愛する人のために
ご無沙汰しています。昨夜は北風が強く、隙間から木枯らしが吹き込んできたようでした。昨日の関東は夏日だった様ですが「どくだみ荘」の朝はどてらを羽織っています。ここ一週間は忙しい日々でした。300名の正会員の皆さんと来賓(「伝統を未来につなげる会」「自然とオオムラサキを親しむ会」「日本熊森協会群馬県支部」「森林(やま)の会」)の皆さんで本物の森づくりの連携ができた第5回通常総会(14日)とその準備。翌日の15日からは多分、一生に一度の経験でしかない索道を操縦して荷揚げを行っています。
15日からの作業にはJREUの皆さんのボランティアで支えられています。毎日6名が現場で荷揚げ作業に汗をかいています。そんなわけで1日の仕事が終わると私たちは早々と「どくだみ荘」に帰り、温かいお風呂につかりお湯割りの焼酎で疲れをとる日が続いています。そんなわけで活動の発信がご無沙汰してしまいました。
今年からの植樹(足尾・臼沢の森)会場は950㍍以上の高所で行います。そのための荷揚げが始まりました。手伝ってくれている皆さんからは「初めからやってくれれば(索道による荷揚げ)良かったのになあー」と言われています。私たちは「それはそうですが4年間の地道で真面目な皆さんの森づくりに支えられて助成金が提供され、それによって索道が使えているのです」と伝えています。60年以上前の緑化事業は一人ひとりが背負子を背負って植生版を植え付けていました。この苦しい辛い作業があって私たちも木が植えられています。苦しい辛い作業は人間の欲がはげ山にしてしまった訳ですが。改めて支えてくれている団体・個人の皆さんに感謝です。今日も安全第一で荷揚げ作業をすすめます。
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