“エゴからエコへ”、森づくりを大きく
昨夜は湿り気の多い雪が降りました。10㌢程の積雪ですが、午後、除雪機を動かしました。今日の気温(朝)は-7度で、1日中雪が降ったり止んだりの天気でした。野鳥の餌台には、カケス、シュジュウカラ、コガラ、ヤマガラが飛び交い、餌をついばんでいました。
12~3年前に植えたヤマナラシは2階建ての屋根を越すまでに生長し、冬芽をいっぱいつけて寒さから生命を守っています。ブナも枯れ葉を付け、オオカメノキも冬芽を大きくして生命を守っています。昨年秋に植えた50本のユキツバキはすっぽりと雪に覆われてしまっていますが、1~2本だけが緑色に光った葉の顔を雪から出しています。そんな様子を見ていると、「雪の中に顔(葉)をしまい込んでいる方が寒くはないのに」、とい言いたくなってしまいます。樹高が30㌢程のユキツバキを植えたので心配ですが、来春には元気な顔を見せてほしいものです。
テレビ番組で「エゴの字の 濁点とれず 温暖化」という川柳が紹介されました。人間の欲がそうさせているのでしょうが、森の中では、樹木は厳しい冬の寒さにも耐え抜き、それぞれの木が支え合って森を形成し、じっと春を待っています。今年は、私たちの森づくりで何としてもこの濁点を取ってみたいと願っています。
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