皆さんと連携して日本の山を何とかしたい!
森びらきには国会議員、労働組合、NPO法人などのご来賓の皆さんが出席されました。まず紹介する方は、日本の森を守っている林野庁に働く皆さんを代表して、全国林野関連労働組合(林野労組)の中央執行委員長・河田伸夫さんと書記長・岩崎春良さんです。
河野委員長は、日本の山を何とかしたい。しかし、全国の森林2520万㌶の内760万㌶が民有林で、その所有者250万人の中には1㌶以下の森林を所有している方が150万人もいます。その所有者の皆さんが高齢化し、その上山村には病院がなく高齢者の不安が増し、山林を守っていく環境は想像以上に厳しいです。また、林野庁に働く者は8万人いた職員が現在では6千人に減ってしまいました。これでは山を守っていくことは困難です。民主党連立政権になって政府は「森林林業再生プロジェクト」を立ち上げ、森の再生と材の利用拡大を目指していく基本政策が今年の夏頃までに策定されるようです。全林野労組はみなさん等から意見をお聞きし、日本の山を守っていくために連携して行動していきたいと思います。(編集は事務局)このような主旨のご挨拶がありました。全林野労組の皆さん、私たちへ勇気を与えてくれましてありがとうございました。
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