雲上の森の楽園に向けて、今年最後の試験植樹の調査
八幡平付近は今が丁度紅葉の見頃ですが、八幡平市松尾鉱山跡地付近はススキがすっかり枯れて、ダケカンバも葉っぱを落とし始め、冬の準備にはいっています。荒涼とした松尾鉱山跡地特有の景色が再び現れてきました。
そんな中みちのく事務所では10月19日、今年最後の試験植樹の調査を行いました。この苗木は昨年の第3回八幡平ふるさとの森づくりの時に試験植樹したものです。他の植物は葉を落とし冬の準備が始まり、下草などはほとんど枯れてしまっています。ところが驚いたことにミヤマハンノキは緑が輝き、生き生きとしているようです。
この同じ場所へ昨年と今年、植樹をしましたが、樹木の種類により成長の度合いは様々です。ここのやせた土地、寒さや強風などにも耐えられるミヤマハンノキ、白樺、アキグミなどは順調に成長していますが、それ以外の樹木も枯れずに生き続けています。
私たちはこれから先、何年かかるか分かりませんが、ここが緑豊かなそして季節の花が咲き乱れる「雲上の楽園」としていくために、これからも「山と心に木を植える」“森づくり”を続けていきます。
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