集落民の心と自然を守り、育てる皆さんに感動
今日はこどもの日です。昨日は、千曲川を悠々と泳いでいる鯉のぼりを見ました。新緑が重なり合った千曲川の両岸に映えている鯉のぼりの姿は、車を運転している私の心を和ましてくれました。
昨日は、車を運転して新潟県十日町から六日町へ向かった山村・枯木又地区集落を訪れました。目的は、この集落の「自然や文化・歴史・産業に根ざしたエコ・ミュージアムを創造し、守り育てていく」ことを目的にしている「枯木又エコ・ミュージアムの会」の皆さんとの交流でした。会の皆さんは昨日、2009年度総会を開催していました。総会後に森づくりの話をしてほしい、と会の大塚忠孝(森びとインストラクター)さんから当委員会に依頼されたので、高橋佳夫副理事長が枯木又地区を訪れました。話は「人は森と生きる」と題して、当委員会の森づくりの話をしてきました。
講演の後は懇親会です。懇親会には地元会員、各地から集まった一般会員の皆さん50名程が出席していました。料理は地元の女性たちの手作りです。山菜料理に有機栽培の赤米ごはん、そば団子など美味しいご馳走を頂いた会の皆さんは、この地の文化の話に花を咲かせていました。30分も経った頃、会の事務局長・山田栄さんが「天神ばやし」を歌い始めましたら、会の皆さんも声を出して調子を合わせていました。尋ねてみると、この歌が終わるとそれぞが席を立って更に懇親を深めるていいのだ、ということです。
枯木又集落の皆さんと各地の皆さんが自然の中で、生活の中で解け合っていく過程では“支え合う、分かち合う”心が育まれていくようでした。春川修会長、会の皆さんありがとうございました。また、合いましょう。
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