松木村が蘇りました
100年以上も前の松木村が描かれました。初夏を迎える松木村ののどかな雰囲気が漂う絵です。村の通りには馬を引いて歩く村人の様子を観ていると、ゆっくりと時間が過ぎていく感じです。手前の畑には桑の木の若葉が輝き、中間の畑では小麦や野菜の葉が揺れている感じもします。遙か遠方の皇海山からは爽やかな風が吹き、松木川には美味しい水が注がれているようです。
この絵は30日に開催する第9回「足尾・ふるさとの森づくり」に公開したい、とお願いし描いて頂いていました。作者の加藤善昭さんは、栃木県立博物館での調査、足尾地元の川田勉さんからの聞き取り等を繰り返し、集落の様子は色々な画集からイメージを膨らましてきました。絵の大きさはM100号(約162㌢×97㌢)です。
この絵は、今年から始める「松木の杜」づくりのイメージ画として描いてもらいました。そして、杜づくりではこの絵に描かれている村人の生活から、互いの境遇を分かち合い、支え合って生きていくことの大切さを育んでいけたらと願っています。この絵は、間もなく設置する看板に掲出していきます。写真は杜びとインストラクター・田岡耕司さんの作品です。加藤さん素晴らしい絵を描いていただき感謝します。
松木村、再現されたのですね!
本当にすばらしいです。(涙)。
こんな風景だったのですね、松木村は。
時が平和にゆっくりと流れる感じで、とても美しいです。
すばらしい絵をありがとうございました。
投稿: ノスタルジックハンター | 2009年5月14日 (木) 22:04