救命処置の手順を修得しました
今日の朝もウグイスの鳴き声で目が覚めました。天気は朝から快晴で、昼の気温は26度もありました。午前中の作業は、階段作りと撒水でした。連日の晴天で苗床の水分は蒸発し、ビニールポット内の土はカサカサ状態となっていましたので、たっぷりの水を与えました。他のメンバーは351階段を登り、その上の階段10段を作りました。
午後は13時から16時まで、日光市消防本部足尾消防署の山中隆緊急教命士から応急手当の講習を受けました。受講したのは森びとインストラクター、事務局員、事務局スタッフの10名でした。
森づくりを行っている松木沢周辺で緊急事態が発生した場合、携帯電話の発信が困難な環境で、その上悪路を走ってこなくてはならない場所では、119番通報しても救急隊員か現場に到着するのに時間がかかります。そんな時、病院に行くまでに応急手当をすることで、怪我や病気の悪化を防ぐことが大切です。特に、心臓や呼吸が急に止まってしまった場合、そこに居合わせた人ができるのが応急手当です。講習では、応急手当の基礎知識、救命処置、止血法とその他の応急手当を学びました。実習では、心肺蘇生法とAED使用の手順を訓練しました。
受講してみて感じたことは、心臓や呼吸が止まっているのかいないのかを発見することで、早期発見には、呼吸音を聴く、目や手そして腹などを見る、顔色や汗などを感じる等、私たちの五感の働きが重要である、ということでした。常に、五感を磨くことの大切さを改めて学びました。山中さんありがとうございました。
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