森をつくって、もっと逞しくなろう
2009年の幕開けまで2時間を切りました。私は今、森の中にいます。気温はマイナス14度、風はありません。耳をすますと梟の鳴き声が聞こえます。その他の音は残雪を踏みつけたギュー、という音しか聞こえません。夜空を見上げると、数え切れない星が輝いています。自然界に生かされていることに感謝です。
今年は、「森と生きるキャンパスフォーラム2008年」を開催(7月)しました。次世代を生きる若者たちと大人たちが、森と生きる社会へ舵をきっていくきっかけを探るためにフォーラムを開いてきました。よって、その運営の中心は森びとインストラクターのミドルクラス、連携してくれたのは高等学校の教諭と生徒達などでした。
フォーラムでは、環境問題は極めて政治課題であることが分かりました。そして、50年後のこの地球で私たち人間が生きていけるのかという課題は、政治の主人公たる私たち市民・学生たちの実行力と大きなパワーにかかっていることが突きつけられました。それには山と心に木を植える事業の継続と運動の輪の拡大であることも提起されました。
2009年はそんな年になれるように、もう一歩前にステップしたいと思います。良いお年をお迎えください。
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