地球と生きるための熱意を100名が共有
秋晴れの中、300年間も生きつづけているミズナラのドングリに命を吹き込むことができました。第8回「足尾・ふるさとの森づくり」は、私たち人間が地球とともに生きていけることを願っているボランティァの皆さんによって、9429個(現場では8993個と報告しましたが計算間違いでした)のドングリに命を吹き込みました。
当日は、日光周辺の交通渋滞で昼過ぎからの苗づくりとなってしまいました。鹿沼農業高等学校の先生と一年生の生徒の皆さん達は車で5時間もかかり、また、拓殖大学の四年生達は午後3時頃になって到着しました。現地は携帯電話が通じませんので、スタッフは通信可能な足尾ダムゲート付近に待機している事務局員までの間を行ったり来たりして拓大生の進行状況を把握。そのスタッフが「まもなく拓大生が到着します!」と、森びと広場の皆さんに報告。その後、まもなく拓大生4人が現場に到着すると、参加者は彼らを温かい拍手で迎えました。数時間以上もかけて苗づくりに参加してくれた彼らの熱意を、参加者一同とスタッフ・事務局が共有できた瞬間でした。
彼らが一人20個のドングリを蒔いたトレイを苗床に置き、マルチングをした後に主催者側から活動報告を受け、来年5月下旬の森づくりに再会することを誓って解散しました。準備と運営に協力してくれましたインストラクター、JREUの皆さん、そして参加してくれました皆さんに感謝します。ありがとうございました。
・来賓のご紹介:独立行政法人水資源機構・草木ダム管理所 五十崎誠 様からご挨拶を頂戴しまし た。
・蒔いた種(クリ:287個、コナラ:1783個、ヤマボウシ:1569個、ウワミズザクラ:436個、ミズナラ:4680個、ハウチワカエデ:720個)
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