人と自然に優しい心が育む八幡平の森づくり
19日は第4回「八幡平・ふるさとの森づくり」です。みちのく事務所に電話をしてみると、「準備は万全です。紅葉も順調に色づき、天気予報では当日の天気も良いので最高の紅葉が期待できる」と話していました(みちのく事務所・仲崎事務次長)。
森づくりの準備で大切なことはドングリ収集とその保管です。同事務所では、今月4日と11日に県民の森に会員とその家族が集まってドングリ拾いを行いました。しかし、結果は1万個程度の収集であったため、心配になった仲崎さんは、その後、岩洞湖周辺で家族とともにドングリ拾いを行いました。ここではミズナラ、コナラ、カシワ等を拾うことができました。さにら嬉しいことは、今年も平舘小学校の児童たちからトチノキの実と栗の実一千個以上が事務所に贈られてきました。3年連続の贈り物でした。
校長先生と児童達の森を大切にする心が育まれていることを感じた瞬間でした。児童達がドングリを拾い、そのドングリが多くの大人や子どもたちによって、楽しそうにドングリの命が吹き込まれている様子を見ている児童達。そして、この子どもたちもドングリを蒔いている場面を見ていると、子どもたちの心に木がしっかりと植えられている気がします。これを3年間も継続している校長先生たちの自然と人間の命を大切にする心と努力に、敬意を表します。今年も秋晴れの紅葉に囲まれて、第4回「八幡平・ふるさとの森づくり」はまもなく開かれます。
コメント