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2020年3月11日 (水)

9年前の悲しみを分かち合い、“脱原発都市宣言”の市民の誓い

2020311  今日は、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から9年目を迎えました。

2020311_2  私たち応援隊は、10時に南相馬市育苗場に集合しました。今年は、鎮魂と復興に向けて祈念の補植作業と黙とう、家族が被災された菅野応援隊副代表宅へお焼香にうかがうことを提起し作業に入りました。

2020311_3  苗木(タブノキ、ヤブツバキ、シャリンバイ)40本を育苗場の海岸近くに祈念補植を行いました。その後、今年6月7日に開催する第8回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭会場の原町区北泉地区内を見て回りました。すでにマウンドもきれいに整備されており植樹祭当日が待ちどおしくなりました。私たちはこの海岸線で黙とうをささげました。

2020311_4  その後、菅野副代表宅にうかがい、亡くなられたご家族に線香をあげ、悲しみを分かち合いました。菅野さんからは、被災後の苦労話や野馬追の話などをお聞きし、菅野さんからは「これからも応援隊の一員として頑張っていく」という決意を受け、胸が熱くなりました。

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2020311_6  世の中、気候変動による地球温暖化や新型コロナ感染等と生存が大変な状況ですが、私たち応援隊は市民に寄り添って、「脱原発都市宣言」の市民として再び悲しい別れがないことを誓いあって散会しました。 

2020311_7 今日の作業スタッフは渡部、松林、筆者でした。(報告 東城敏男)

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