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2019年1月27日 (日)

地球人の恩送り事業として世界の森と海を元気に、砂漠に植林できないか!

P2230129 昨年2月の足尾ダム

 明日は第198回通常国会が召集される。6月26日までの間、消費税率引き上げ、地球温暖化対策と来年度予算案、憲法改正などが審議されようとしている。4月には統一地方選挙と天皇陛下の退位、5月には新天皇の即位、6月には「G20」もあり、7月は参議院選挙である。9月に入ると国連事務総長主催の「気候サミット」が予定されている。

P2230132 昨年2月の足尾松木沢

 当会はこれらの政治情勢を見極めて、来年度の事業計画を総会で議論したい。特に、地球温暖化にブレーキをかける運動に軸足をおきたい。その出発点は、昨年(10月)発表されたIPCC「1.5°特別報告」を真剣に受け止め、そのための市民の温暖化防止要望案を正会員に提案したい。

P1194401 今年1月足尾ダム手前

 地球(人間の経済活動)からの排出される二酸化炭素を吸収してくれる森と海を元気にし、森を拡げなければならない。例えば、熱帯雨林伐採禁止の国際ルールづくり、さらに、植林が可能な砂漠で国際事業として植林するなど。そして、二酸化炭素大量排出に歯止めをかける経済活動(暮らし方含む)の大胆な改革案を要望したい。例えば、二酸化炭素排出量の多い製鉄所、セメント製造など企業はそのエネルギーとして化石燃料を使用しない、そのための経費は政府が支援する等である・・・。

Photo ヤマナラシ

 IPCC「1.5°特別報告」を読んでみると、“企業は社会貢献という意識ではなく、人類の責務として温暖化防止の大胆な挑戦をしないと世紀末の生存が不安定になる”と言われている気がしている。“地球人の恩送り事業”は待ったなし!

Dsc_0001 ワイワイ!ガヤガヤ!

 政治の流れを見極めて、“山と心に木を植えていく”新年度を迎えたい。(理事 髙橋佳夫)

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