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2018年7月15日 (日)

「森の案内人」講座スタートです。

「森の案内人」養成講座を開講しました。第一期の参加者は11名で、みなさん森づくりではマスターの域に達している精鋭です。天気は快晴で、朝から33度を軽く超える暑さの中、講座は、清水東京事務所副所長の司会によるオリエンテーションで始まりました。

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大野理事から、単なる自然ガイドの域を超えた、大きな社会的な視点を持った案内人を作り出して欲しいとの開会の挨拶を受けた後、事務局の小黒による「森の案内人ってなんだ!」という提起がありました。

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養成講座という名前にはなっていますが、今期に関して言えば先行的で実験的な内容になっていて、参加者それぞれが講師であり受講者である関係です。今回は最初に「自己紹介シート」を作成しました。まずは自分を知ろう!というところからです。自分でつけるとしたらというあだなをつけたり、案内したい場所を紹介したり。ベテランのみなさんに自分のあだ名を考えてもらうのは(やってもらえるか)ちょっと不安でしたが、みなさん楽しそうに?記入していただきました。ひとかた、「あだ名なんてつけらんねー、事務局一任だ!」と言った先輩がいらっしゃいましたので、事務局で厳正に検討してつけさせていただきますね。

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その後、全員で新の森を歩きながら、ここはというポイントを確認していきました。新松木はいろいろな発見があり、ちょっと冒険できるような面白いルートができそうです。

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お昼を頂いたあと、休憩中にもかかわらず、以前作った休憩所の椅子が低過ぎで座りづらい、ということで、それを直す作業が始まりました。打ち込んだ杭を抜いてまた打ち込むというかなりの力作業。ちょっとだけ手伝いましたが、あっという間に筋肉痛です。ちなみにかけや(掛矢)の打ち込む力ですが、僕と先輩だとあかちゃんと大人ぐらいの違いがありました。僕もそんなに力がないほうではないとは思うのですけれど・・・。

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午後は臼沢を歩きました。臼沢は1年目に植えた場所が本当にいい雰囲気になっているのですが、あまりに慣れすぎていてか、これといったポイントが見つからず終わってしまいました。そんななかでも、ふと気づくとあっという間に下草刈りをしている先輩がいます。いつでも植えた苗のことを考えてくれているのだなと思いました。こういうのも森びとらしい案内人ですね。

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上から見ると森びとの新松木と松木はこんもりとした森になっていて、他と全然違うことがわかります。宮脇昭先生の教えを実践した結果が如実にでていることをみなで実感しました。

その後、ふりかえりをやり、15時半に終了です。素敵なメンバーが集まったので、これからが楽しみな講座となりました(報告 事務局 小黒伸也)。

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