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2017年8月17日 (木)

いにしえの松木の杜を追想して森作業

 8月15日、お盆休みの足尾・松木沢は大粒の雨が降り続き、ジャンダルムも濃い霧に隠れて、山肌の谷筋からは普段は顔を見せない滝が現れて一幅の絵のようでした。

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2  お盆休みのなかを芳賀町の弘永さんが久し振りに、手伝いに来てくれました。初顔合わせの事務局・福沢君に弘永さんを紹介し、コーヒーを飲みながらの打ち合わせでしたが、いつの間にか「終戦記念日」や戦争と平和の話に発展。

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6  10時30分を過ぎた頃、雨が小降りになってきたので作業開始。上の苗床から中苗床へポット苗を運び込み、テントの中で苗の草取りを行いました。軽トラを有効に使い、52トレイを運び込み、32トレイの草取りを完了させました。初めての弘永さんには、福原スタッフが土づくりや草取り方法を丁寧に伝えていました。

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9  昼食後は、旧松木村の祖先が祀られている3ケ所の墓石を三人を案内し、いにしえの村を描いていただき、村人の気持ちに合掌しました。

10  帰り道、民集の杜入口(看板脇)のネットが大きく歪んでいるのを発見、内側の草は獣らしきものが寝そべっていた跡が有りました。ネットの歪みや寝そべった跡からすれば恐らく熊だと思います。目撃情報が沢山あり、要注意です。

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 今年の夏の陽差しはどこへ行ってしまったのでしょう?栃木県では日照時間が平年の30%にも満たない状況で、植物は満足な光合成が出来ません。40年ぶりだという報道もあり、地球温暖化の影響なのかと心配です。一本でも多くの木を植えるなど、出来ることをやり、地球温暖化にブレーキをかける暮らしを拡げていかなければ!と思う森作業でした。

7  本日のボランティアは弘永さん、福沢さん、福原さん、橋倉でした。(報告、橋倉喜一)

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