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2015年10月15日 (木)

足尾と南相馬市に“森びと”の心が通う森作業

Img_0153_640x494 南相馬市の第3回鎮魂復興市民植樹祭が来年3月27日(日)に予定されました。この森の防潮堤に植えられる苗木の移動準備を昨日(10月14日)、行いました。

Img_0157_640x436 南相馬市では、森の防潮堤市民応援隊の東城夫婦と原田事務局スタッフ3名が、新たな苗床用地(市有地の原町区雫地区旧浄化センター)に運び入れる苗木を選別し、移動用の網袋に入れました。

Img_0156_563x375 北海道は10日早い積雪情報がありましたが、南相馬は秋晴れ、空にはトンビが舞い、足元では赤トンボがのんびりと羽を休めていました。こんなのどかな場での森作業では身体が癒やされました。

Img_0161_640x552 17日には、2年前から植樹してきた森の防潮堤の草取り、足尾からの苗木運び入れ、苗木移動という大がかりな作業が行われます。多くの市民と秋を楽しみたいものです。(南相馬市応援隊・東城敏夫)

2015_1014_095251dscn1776_640x480 一方、足尾では17日に運ぶタブノキを移動用の網にいれる森作業を行いました。昨日の松木沢は、“雲ひとつない”天気でした。どこまでも濃いブルーが続き、見上げると吸い込まれそうな気持になってしまう青空でした。

2015_1014_111158dscn1784_640x480 森作業は、17日に南相馬に“嫁ぐ”タブノキのネット詰めでした。輸送に耐えられるようにタップリと水を含ませてやりました。

2015_1014_103321dscn1781_640x477 タブノキを育てた鎌田スタッフは、娘を嫁に出すような寂しさを感じながら、丁寧に作業を続けていました。全部で347本のタブノキと48本のシロダモをネットに詰めました。

2015_1014_133638dscn1790_640x492 昼頃、“スペシャルゲスト”の国際生態学センターの矢ケ崎朋樹さん、栃木県立博物館の星直斗さんを迎えました。二人は、イヌブナの植生調査で松木沢を訪れたそうです。

2015_1014_130812dscn1787_640x480 私たちは二人と昼食を共にとりながら、森の情報交換をしました。

2015_1014_144207dscn1796_640x443 午後、鎌田スタッフと筆者は「秋の感謝デー」(11月15日)での植樹会場の準備を行いました。試験的に急斜面の植樹場を“土留め”してみました。

2015_1014_134031dscn1792_640x480 他方、松村(宗)スタッフは、“みちくさ畑”を耕し、山桑の植樹を行っていました。

2015_1014_151617dscn1798_640x480 中倉山の影を映した臼沢の森は黄金色に輝きはじめ、間もなく木々たちによる素晴らしい秋祭りを見せてくれます。(スタッフ・橋倉喜一)

 

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