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2013年12月25日 (水)

森と生きる文化の凋落に気づいてほしい

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 今年も残すところ6日です。テレビニュースでは各国のクリスマスデーの様子を報道していますが、イギリスとフランスでは強風と豪雨で停電になっていると報じていました。今年ほど自然の猛威に怯え、気候変動による被害が多かった年はないでしょうか。改めて私たちは太陽や自然(森)から生かされ、その恵みに敬う心を忘れてはならないと感じています。

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 今月に入って中学生からインタビューを受けています。それは今年10月、環境学習をサポートした栃木県北高根沢中学生徒たちからのものです。テーマは、“森林破壊と私たちは何をなすべきか”です。生徒たちもテレビやラジオで報道された世界各国の自然災害の様子を観て、自分たちは何をすべきなのか、をつかもうとしているようです。

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 和食が世界から認められましたが、それは森の恵みを暮らしに活かしてきた日本の食文化です。伝達のひとつである言葉も森からヒントを得ました。先祖が、いのちの源である森から授かった知恵である日本の文化を、今ほど暮らしに活かす時だと思っています。筆者のメッセージが、未来を生きる生徒たちへのクリスマスプレゼントであったら嬉しい。

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 新年(冬至を過ぎた)を迎えた森の鳥たちも、少しばかりの餌をついばんでいます。

 

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