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2009年10月22日 (木)

若者たちが苗づくり体験研修

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 八幡平市「岩手県民の森」にある苗床周辺は紅葉が絶好の見頃です。近くの松川「森の大橋」は観光名所で多くの人で賑わっています。18日も多くの人で賑わっていました。そんな中、みちのく事務所はJREU秋田からの依頼を受けて、若い組合員向けの苗づくり体験研修を行いました。苗づくり体験研修には40名の皆さんが受講し、私たち事務局は角岸所長、JREU盛岡の組合員・家族の協力を得て無事に修了することができました。
 苗づくり体験研修は、ミズナラ・コナラ・カシワのチーム、トチとクリの苗づくり班に分かれ行いました。受講生は合羽を着て、泥んこになりながら土とドングリ撒きに悪戦苦闘しながらも、楽しくにぎやかに行っていました。
 2 事務局スタッフはドングリ以外の種子の種まきを行いました。今年はトロ箱にオオヤマザクラ・ブナ・コブシ・ハウチワカエデなど8種類を撒きました。今年はネズミなどの食害対策も万全な態勢で臨みました。杉の葉を敷き、その上にポットを入れたトレイをきれいに並べていきました。土の上に直接トレイを置くとネズミやモグラは「自分の縄張り(通り道)を邪魔されたと感じ、また、餌になるものは貪欲に食い荒すといわれます。そんなことで私たちは試験的に、ネズミなどが嫌がる「杉の葉」や「クリのイガ」を使用してみました。また、煙草の吸い殻のエキスもトレイの周辺に撒いてみました。
 また、他の事務局スタッフは同日、6名で腐葉土づくり用の木枠づくりを行いました。今年は3基が完成し、全部で9基となりました。秋田の研修生の皆さん、ボランティアで参加された皆さん本当にご苦労様でした。
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