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2009年6月29日 (月)

子どもたちへ何かを育む、辛い植樹!

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 「どくだみ荘」の窓から足尾ダム方向を観ると山肌に朝日が当たり、今日も暑くなりそうです。天気がこれ以上続くと、まもなくてるてる坊主を吊して雨乞いをしなくてはなりません。
 昨日は、EU高崎の組合員・家族、労組がお付き合いしている方々100名が臼沢の森と松木の杜に植樹をしてくれました。臼沢には360本、松木には200本を植え、苗木に命の息吹を吹き込んでくれました。臼沢の森の植樹では、堀口委員長さんを先頭にして背負子を担いで黒土や腐葉土を何往復もしていました。この元気は子どもたちや女性達の声援を受け、辛さや汗をみんなで共有していたようです。
 松木の杜でも、心身にハンディキャブのある親子が大きな声を掛け合って植樹していました。彼らはバケツに黒土を入れてもらい、声をかけられた所に黒土を何回も運んでいました。足場がでこぼこしている砂地ですが、怪我もなく最後の一本まで声をかけ合って植えました。
 閉会セレモニーでは、いい汗かいた皆さんから感動が参加者全員に伝えられました。女性の方は、「辛い植樹でしたが、この大人の植樹作業を観て子どもたちの心には何かが育まれています」、と述べていました。

臼沢の森では写真(下)のように、辛い育樹作業が小さな生命を育むんでいます。それは理事会、事務局員の心を豊かにしてくれています。EU高崎のみなさん、ありがとうございました。

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