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2009年6月28日 (日)

多くの生物が小さな社会を形成している足尾の森

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 おはようございます。ここ数日、足尾は良い天気が続いています。先月30日に植えた苗木は大地に根を伸ばし新芽が顔を出しています。今月19日、松木の杜の小さな畑に蒔いた大豆、ヒマワリも芽を出しました。
 昨日は第11回「足尾・ふるさとの森づくり」の準備をしました。私たちと同じようにほぼ毎日、松木の杜を訪れている方がいます。その方は何時も望遠レンズで臼沢の森方面を観ています。話を聞いてみると、ここ松木沢周辺の動物達を撮影しているそうです。冬はロシア方面かに飛来する猛禽類をはじめ冬鳥や夏鳥、そしてほツキノワグマ、カモシカ、タヌキやキツネ等がこの地に棲息しているそうです。また、この方は可愛い○○○○の親子が棲息しているのを発見し、現在はこの親子の様子をウオッチしている、と小さい声で教えてくれました。また、この方は「このような動物達がこの地に棲息していることは自然が豊かになりつつあるからだ」、と言っていました。「皆さんたちが森をつくってくれているからです」、とお礼を言われました。人間の愚かな行為で自然破壊してしまったこの地も、人間の知恵と継続してた力で生態系が成り立っているようです。
 今日の森づくりの主役はEU高崎の皆さんです。約90名の皆さんが臼沢の森と松木の杜に木と心を植えます。

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