« 来春に向けて、階段造り始まる | メイン | 生命(いのち)を守る、まずは自分の健康を第一に »

2008年10月29日 (水)

巨大システム下では、まず、自然を受け入れること。

Pa290270

 苗木分け作業の目途がついて、本日は事務局が最後の追い込み作業をしました。作業しながら聴いていたラジオニュースによれば青森県の岩木山、我が友が住んでいる旭川市で雪が降りました。こんなニュースを聴いて、今年は暖かい日が一週間ほど遅れている、と感じました。昨年の今頃は、足尾周辺の落葉樹の葉は枯れて、道路に落ちていました。ところが今年は落ち葉が少なく、東武日光駅から足尾に向かう途中、日光市内の道路には昨年と比べて車が多いと感じました。
 東武鉄道で通っている私にとって、今日ほどに、秋の森の恵みを身体で感じたい方々の多さにびっくりしました。この時季、東武鉄道は「フリー切符」販売し、日光の良さを味わっていただくキャンペーンが、的を得ていると感じました。本日は、秋、真っ盛りの日光でした。
 そんな中、霜が降る前の苗木分け作業を行い、本日は1360本の若木に元気を与えることができました。16時頃には、ニホンジカが鳴き、自分たちのテリトリーから出で行けというメッセージがありましたので、ちっぽけな私たちは帰路につきました。巨大なシステムの中で生きている私たちにとっては、これは仕方のないことです。アキグミを頬張る時間を奪ってはならないのです。そんな気をもって、本日の作業は終わりました。

Pa290274

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/16889218

巨大システム下では、まず、自然を受け入れること。を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック