2025年、最終の森作業を行う
12月19日(金)、足尾の今日の天気は12月とは思えないほど雲一つない晴天、暖かな一日となりました。
10時からの打合せでは、いつもお世話になっている作業小屋の大掃除と「臼沢の森」を囲う獣害柵の修繕、民集の杜(北)の獣害柵点検・修繕を行うことにしました。
作業小屋の大掃除は、鎌田さん、橋倉さん、柳澤さんと坂口さんで行いました。まず、室内にある細々としたものを外に出しました。それから、ストーブの灰や煙突を取り外してススを取り除きました。床やガス回りをモップや雑巾で綺麗にしました。
最後に煙突を取り付けを行い、作業小屋の大掃除は終了しました。
また、「臼沢の森」の獣害柵修繕は、前回西側の中腹「貨物の森」の所まで獣害柵12か所の修繕を行いましたが、あと43か所残っています。永島さん、済賀さん、田口さんの若手組3人で行いました。「貨物の森」の尾根から、前回の続きで30mしか進めませんでした。というのも、6か所の修繕を行いましたが、そのうちの一か所がシカに1メートル以上の穴があけられていました。
いままで見たことがない大きな穴があけられていたので、その修繕に手間取ってしまいました。何とか亀甲金網で補修しました。下山したのが13時を過ぎてしまいました。それから昼食を取りました。
「民集の杜」(北)の獣害柵点検・修繕は、加賀さん、清水さん、キンバリーさんと私大野で行いました。クマかサル、シカなどに柵が折り曲げられてり、柵を支えているポールが折られた箇所を直しました。
また、シラカバの根元付近の幹が虫に食べられ、そこは蜜が出るのでスズメバチ、蝶などの昆虫が夏期に沢山集まっていました。そのシラカバの木が数本倒れていましたので、他の樹木の生長の妨げにならなように伐採しました。4人で「民集の杜」(北)を一周しました。
その後、作業小屋の大掃除組と昼食をとりました。
午後は、「遊働楽舎」”みちくさ”の大掃除を行いました。”みちくさ”の大掃除が終了する頃に「臼沢の森」獣害柵修繕組が作業小屋に戻ってきたので、昼食を取ってもらいました。
14時ごろから、2025年の記念事業の振り返りと2026年の抱負などを出し合いました。最後に、作業小屋の入り口の軒下の柱に門松を供えて、畏敬の念を込めて「命と森づくりの安全」を祈念して、2025年の森作業を締めくくりました。
一年間お世話になった、足尾のスタッフ・サポーターの皆さんに心より感謝申し上げます。
2026年は「エコ散歩in足尾」に多くの皆さんの参加いただき、「森は友だち」を感じていただきたいと思います。森づくりボランティアの皆さんと一緒に、多様な生き物たちが命をつなぐ「母なる森」を目指し森の手入れを行っていきましょう。
「20年の森づくり」を支えていただきましたすべての”森とも”の皆さんに感謝を申し上げます。さらなる20年を目指し、2026年も山と心に木を植えていきましょう!
本日の森作業は、鎌田さん、橋倉さん、加賀さん、済賀さん、永島さん、田口さん、柳澤さん、 大山さん、坂口さん、キンバリーさん、清水さん、報告は大野昭彦でした。























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