咲く花と爽やかな風吹く松木郷
本日の足尾・松木郷は、8時30分、気温12度、晴天。
9時に責任者加賀スタッフから、「予定では臼沢西の森の“里親植樹地”の補植作業の予備日でしたが、補植は先日終了しました。そのため今日は、20年の森づくりのデータとして臼沢西の森に植樹にしている所の動画に撮りることになります。」と作業内容が報告されました。
直ちに準備して現地に向かいました。現地では、済賀スタッフが、篠竹のある所に穴を掘り、黒土を入れ、苗木を植えて、マルチング、幹ガードの取り付けまでの一連の作業を動画に撮りました。他のスタッフも植樹を行いました。松木渓谷の奥から吹く風が汗ばむ体を爽やかなにしてくれました。
昨日、「みちくさ」舎人で千葉県から来てくれた武田さんより、背負い籠2個を頂きました。その籠を今日の森作業で使わしていただきました。初おろしで籠を背負った済賀さんに感想を聞くと、「武田さんの森びとへの目配り、気配り、優しさを感じた」と言っていました。武田スタッフありがとうございました。
その後は、臼沢の森、民集の杜などの動画を撮影し、やっとのことで13時30分に下山し昼食を取りました。
昼食後は、病気に感染したと思われる桜の木3本をチエンソーで伐りました。
森びと広場の桜が枝の一部が膨れてコブがあり、そこから細い枝が何本も出て花も付けなくなりました。矢口森びとスタッフによれば、「木の病気でカビの菌によって起り、感染すると花も咲かず、樹勢が衰え枯れる原因になる」と言うので根元からチエンソーで伐り、フレコンに入れて済賀スタッフが自宅に持ち帰り焼却することにしました。
それから、「みちくさ」の近くにある樹木を守っている幹ガードがサルやシカなどに悪戯されて、生長の妨げになっていたので鉄製のイノシッシのスカートを組み込んだ幹ガードに交換しました。
松木郷は、八重桜がまもなく満開、そして足元では日当たりの良い石の間などに白色、紫色、黄色の花に心和む一日になりました。
本日の森作業は、加賀、済賀、清水、大山、そして筆者大野でした。
<報告者は大野昭彦>
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