岩手県FC・秋田県FC合同の八幡平の森での草刈り
6月26日(日曜日)、朝7時半。森びと岩手県FCと秋田県FCのメンバー10数名が集まり、八幡平の足尾鉱山跡地、通称元山に3年目の苗床整備に出発しました。盆地の盛岡も梅雨入りで蒸し暑い日が続いてましたが、山道を上がって行くと空気も冷んやりして来て、気持ち良い作業ができそうな予感がしました。
かつて炭鉱で賑わった廃墟跡地を過ぎると、元山に到着です。目の前に緑が広がっています。昨年よりも森になっていることが分かります。下草もしっかり繁茂していました。 一同は車から降り、軽くミーティングをし、目的地の畝まで歩きました。道の両側にミズナラ、コナラ、ヤマザクラ、ヤマボウシ、シラカバ、カツラ、ケヤキなど10年ものの樹種が、風雪に耐えながら成長している姿がありました。太い枝が折れてしまっていたものもありました。
目的地に到着し、それぞれ草刈機や鎌を持ち、生い茂った下草を刈り始めました。草刈機は主木の幹を切ってしまわないように注意が要ります。手鎌も、丁寧に下草を刈り取ることで、日陰を無くし風通しを良くしてあげました。また、土の状態によって成長具合がだいぶ違うことを感じました。給水休憩を間に挟みながら、皆黙々と作業に取り組みました。すると2時間程で予定の場所の整備を終えることができ、日差しも強くなって来たので下山することにしました。
車まで戻る道中、熊のフンを発見しました。皆、心地良い疲れを感じながら、来た時より晴れやかで良い顔になっていたのが印象的でした。
(報告:岩手県FC 高野秀幸)
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